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羽根玻璃

羽根玻璃

リクエストもの。

あなたがきづいてくれたとき。

私はいつもあの樹のように高い者を見ていた。  

そう、誰にも気づかれずに・・・

でも、とても嬉しかったあの樹のように高い者が私に笑いかけてくれると

き、私を見ていてくれるとき、

とても、嬉しかった。 

普通の毎日 私はいつも普通に過ごしていた。

何も無い平和な一日、刺激も無く、ただ無駄に過ぎる毎日・・・

でも、私の毎日はあのときから・・・

今まで北風が吹いていたのに、

急に南風に変わった・・・

夏から冬に変わるようにその間に秋があるのだけれど、このときは

一気に私の周りの風が変わった。

私は新しい世界へ飛び込んだ!!

そして、あの樹のように高い者が私に話しかけてきてくれた。

今までとは違って、微笑むだけでなくて、

声をかけてくれた、

私は、日陰に生えるどくだみなのに・・・

そう思うとすごく嬉しかった。

どくだみが、空のように晴れ晴れとした桜になった。

そのとき、私にとって樹のように高い者は、私の

影になった。

いつもそばにいてくれて、

そしていつも、私が苦しいときに心を癒してくれた。

日陰の涼しさから、私をそっと癒してくれる。


私の愛しい愛しい・・・・




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